前回はスポットCMについて説明しました。何となーくわかった気がすると思うのですが、テレビCMには、スポットCMとタイムCMの2種類があって、本日はタイムCMについて調べてみようと思います。
タイムCM
提供期間:レギュラー番組は原則2クール(26週)
CM枠:原則30秒以上(30秒単位)
放送時間帯:提供する番組の時間
取引窓口:ネットワーク番組・・・発局
ローカル番組・・・各局
予算:2クール(26週)分の固定予算
料金:電波料+制作料+ネット費
タイムCMのメリット
・番組視聴者に継続して訴求することができるため、ターゲットに対して累積浸透効果が期待できる。
・番組イメージを企業・商品イメージに反映させることができる。
・競合する広告主を排除できる。(番組によっては競合調整を行うことがある)
タイムCMの種類
タイムCMは、番組の放送期間、放送エリアや提供形態などで分類することができます。
①ネットワーク番組/ローカル番組の提供・・・系列局に同時間帯に放送されるネットワーク番組を提供すると、CMは発局と系列放送エリアで同時露出され、ローカル番組で提供すると、その放送エリアのみの露出となる。
②箱番組/帯(ベルト)番組の提供・・・箱番組を提供すると週1回のペースで露出でき、連日放送される帯(ベルト)番組を提供すると、連日露出が可能。帯番組を隔日で提供することをテレコ提供という。
③レギュラー番組/単発番組の提供・・・レギュラー番組の提供はクール単位の継続的な展開となり、単発番組の提供は期末期首などの特定時期やスポーツ中継など特定日時での展開となる。
④1社提供/共同提供・・・特定の番組を1社で独占する一社提供と、複数社で提供する共同提供がある。または一社提供またはCM枠の大半に出稿することで、社名または商品名を番組の冠タイトルにできる場合がある。
実は広告代理店に勤めて6年目になりますが、スポットCMの発注したことはあっても、タイムCMは未経験なんですよね。まず提供期間が26週(2クール)ということは半年間の契約を取る必要がある。この広島ローカルにいながらネットワーク番組に切り込んで行けたらかっこいいなー。まずはCM出稿したいクライアントを探して一社提供で番組を作るなんてことも夢が広がりますね。いやー、パンフレットやWEBサイトばかり作ってましたが、広告業っていうのは様々にあるんですね。私なんかまだまだ毛の生えたばかりの赤ちゃん営業マンですな。この1年はブログにて広告業についての基礎的なアウトプットをしながら実際に日々活動している記録も残していけたら、広告出稿したいけど何からしたらわからないっという人の助けになるかと思ったり自己成長だったり、そんな場にします。こんな拙い文章ですが、朝6時に起きて出社前に書いております。では行ってきます。