視聴率はテレビ番組やCMがどれくらいの世帯や人々に見られているかを示すもので、テレビの媒体力や広告効果を測る重要な指標です。視聴率には、世帯視聴率と個人視聴率がありますが、一般的に視聴率といえば世帯視聴率を指しておりました。
ただ世帯といえども、近年は同じリビングにいながら家族全員で一台のテレビを見るといった昭和・平成の時代とは大きく違いスマホ片手に各々が欲しい情報を見ている世の中になったと個人的にも思います。私の家でも嫁(スマホ)息子(PCとSwitch)私(テレビ)など同じ空間にいながら三人見ているものが違うといった時間帯がほとんどです。
このような世の中に合わせるようにテレビ局も最近では世帯視聴率よりも個人視聴率を重視するようになりました。
視聴率:地上波放送、BS放送、CS放送、CATVなどテレビ放送のリアルタイムし視聴を指す指標。
タイムシフト視聴率:放送開始から7日後までを集計期間としている指標。
※リアルタイム視聴だけではなくビデオレコーダーなどに録画し視聴する事が日常化された為調査されるようになった。
総合視聴率:リアルタイム視聴とタイムシフト視聴の合計値
もちろん視聴率の良い番組のCM枠にスポットCMやタイムCMなどを流したいですよね。ただ先ほども触れましたが、近年は見逃し配信やビデオレコーダーなどでのスキップもあり何が正しい指標なのか?本当に視聴率の額面通り受け取って良いのか?考えさせられる時代になってきましたね。