広島港から松山観光港の船の旅
愛媛県伊方町に公募のタウンプロモーションのプレゼンに参加するために広島から愛媛に行って参りました。怒涛のスケジュールをご覧ください。
【一日のスケジュール】 自宅(5:30)→広島港(6:15)※30分前受付開始 広島港出発(6:45)→松山観光港(9:25)→伊方町役場(11:30)→昼食休憩1時間→本番(13:00) 本番終了(14:00)→松山市内1件訪問→松山観光港(16:50)→広島港(19:30)→各自解散場所(20:00)
今回はチームW3名で参加。気合の入った120Pもの企画書を引っさげ愛媛のプロポに挑戦!!
広島港のフェリーのりば
チームWの執行役員Nさんと中広で合流。早朝にも関わらず気合十分だ。
生憎の曇空であるが、先週末は松山市でも250mm大雨が降って九州や山口県でも
線状降水帯という初耳の積乱雲も発生したということで、曇空なら満点。
映像制作会社のイケメンプロデューサーAさんとは宇品港の現地で合流となっているので、
急いで宇品港へ向かう。
車で乗船する場合は宇品港旅客ターミナルではなく、東ターミナルの前に松山行きフェリーのりばの切符売り場がありその前に縦列して車は待機することになる。
運賃表
今回、我が営業車タント君軽自動車だが3.39mあるので、広島港から松山観光港まで車も乗船させて片道8,900円(運転者料金は含む)+同乗車2人が4,000円/人となる。
各港からの料金は下記を参照してください。
切符売場では車検証の提示が必要となりますのでお忘れなく。
【広島港 - 松山観光】 【呉港 - 松山観光港】 【広島港 - 呉港】
車輌長さ/車種 | 軽自動車 | 普通車 | 軽自動車 | 普通車 | 軽自動車 | 普通車 |
3m未満 | ¥7,000 | ¥7,000 | ¥6,000 | ¥6,000 | ¥2,000 | ¥2,000 |
3m~4m | ¥8,900 | ¥9,500 | ¥7,500 | ¥8,000 | ¥2,700 | ¥2,700 |
4m~5m | ― | ¥11,000 | ― | ¥9,300 | ― | ¥3,400 |
5m~6m | ― | ¥11,700 | ― | ¥10,300 | ― | ¥3,900 |
同乗者運賃 (1名片道) |
大人¥4,000/小人¥2,000 | 大人¥3,200/小人¥1,600 | 大人¥900/小人¥450 |
シーパセオⅡ乗船
乗船券も購入して車に戻るが、一人足りない。
イケメンプロデューサーのKがまだ来ていないのである。
電話で連絡するも出ない。まさか寝坊・・・それとも遅刻乗船できず、
プロポーザルに参加できない・・・とか面白いじゃないか。
これは一生ネタになるな。いじり続けてやる。
過去にあるのだ。
山口県のプロポーザルで代打の代打で一人プレゼンした思い出が。
あの時は大変だった。
会社の先輩の案件で代わりに営業担当として同行するだけで良い。
協力会社の社長がメインのプレゼンはするからということだったが、
なんと社長が予定より一本早い新幹線に気を利かせて乗り乗り過ごして、
プレゼンに間に合わない事態が起きたことがある。
代打の代打で一人奮闘して返り討ちにあったことがあり、
そのネタはその後も鉄板として使わせてもらっている。
今回の映像パートのプレゼンはKに任せていたので自分が喋らないといけないか・・・。
ちょっと演劇風に喋ろうかなぁ〜
と妄想にふけっていたらフェリーのスタッフから「もう後5分しか待てませんよ!!」
と怪訝な顔で運転席で妄想しているこちらを見る。
私は心の中ではいはい、大丈夫です。そんなこと言われても僕はパニックになりませんよ。
と冷静を装い「連絡してみます。」と伝えもう一度Kにコールする。
すると罪悪感のかけらもない無垢な赤ん坊のようなKが「余裕ありそうだったんでトイレ行ってました。」とのこと、車で乗船する切符売り場ではない中央のターミナルで切符を購入し歩きでフェリーに乗ることになったようだ。
何はともあれチームW今回のプレゼン3人のメンバーが揃った。
シーパセオⅡについて
船名:『シーパセオ』 — 海の散歩道
「SEA(海)」と『PASEO(スペイン語で遊歩道)』を組み合わせ、
航路を散策する楽しさや、海上の公園感を表現しているそうです。
シンボルマーク:
広島・呉・松山の3 都市をハートで表し、
それが海上で繋がる様子を表現。
公園や遊歩道に佇むクローバーの葉の形
(paseo 感)もイメージ。
船上散歩 しお風のガゼボ・しお風のグリーンテラス
シーパセオⅡの特徴といったら間違いなくこの船上の公園のイメージ。
瀬戸内海と船上散歩、二つの公園を楽しむがコンセプトになっている。
風光明媚な瀬戸内海国立公園を眺めながら、船上自体が公園のように憩える
という非日常感。風を感じる屋外空間の充実、船内の散策を促す空間構成、
思い思いの憩いのスタイルを反映した客室タイプなど、
海上移動を公園のように楽しめる、様々なしかけを取り込んでいます。
天気が悪くてグリーンが映えませんが、晴れていたら気持ちがいいんでしょうね。
雨の影響で外のしお風のガゼボに座られている方は誰一人いませんでした。
これも船上から見る2階の船内ですね。よくインスタグラムでも見る写真です。
2階船内の各フロアーのご紹介
「OZASEKI(おざせき)エリア」
靴を脱いで座敷に上がる感覚でくつろげるリラックス御座席(おざせき)。カーペットの上でくつろぐことができる個々にセパレートされたプライベート空間です。
「GORONE(ごろね)エリア」
名前の通り寝転がれる開放的なスペースです。
「KOAGARI (こあがり)エリア」
靴を脱いでくつろげるカーペット敷きの「小上がり席」。グループや家族で、テーブルを囲み食事をしたり楽しく会話できる団欒スペースです。
「パノラマ・カウンター」
海を見つめながら、一人の時間を過ごせるカウンター席。充電、PC利用も可能です。
「リフレッシュ・ラウンジ」
船上の軽食を楽しむテーブルスペース。
ほっと一息、旅の合間のブレークタイム
船内での作戦会議
シーパセオⅡの紹介に時間を割いてしまったが、誤解があってはいけないが、我々は戦いに来ているのだ。決して観光では無い。もちろん初めて乗船したので心浮かれていたが。
松山観光港まで2時間30分3人でプレゼンの最終打ち合わせをするには十分な時間だ。
今回プレゼン時間は20分+質疑応答で20分となる。
120Pもの大作を作ってしまったので各担当パートごとに割り振った時間で要点を押さえつつプレゼンするのはなかなか大変である。
私も冒頭のパートで6分の予定が8分かかってしまているので船内でも最終調整を行なった。くれぐれも言うが遊んでいるわけではない。
OZASEKIエリアのシートは靴も脱げスリッパで座ることができ、さらにフカフカで
2時間30分を感じさせない快適なフェリー移動であった。
管内のモニターでも刻々と松山に近づくのがわかり、皆緊張感が高まってきた。
松山上陸からプレゼンまで
松山観光港から伊方町役場まで約2時間の道のりだった。
私が運転していたので写真は撮れずで街の様子も載せたかったのだが、
車内でもプレゼンの練習は続く。
また松山市も伊予市も松前町も広島市安佐南区とあまり変わらない風景だったので
広島市からの移住はこの辺りでは環境の大きな変化を感じることができないだろうなと思った。もっと田舎を求めているはずである。
その田舎があった!!八幡浜市に入るとまるでトトロの世界であった。
私は移住とまではいかないが、こんな世界で夏のひと時を過ごしてみたい。
そんなふうに思った。
※写真は無い。
13時からプレゼンであるが、12時には伊方町役場の駐車場を確認し食事処を探すが、
近くには無いようだ。ローソンでプレゼンに勝つのカツ丼を購入。
プレゼン前に食べると眠たくなるかと思ったが、腹が減っては戦ができぬ。
プレゼンは大講堂で15名の審査委員の前で持てる力を振り絞った。
結果は残念であったが伊方町の発展を心より願ってます!!
次回チャンスがあればお力になれるように経験値積んで臨みたいと思います。